アクセサリーとは？

アクセサリーは「装身具」を意味しています。ピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、リングを思い浮かべる人が多いと思いますが、帽子やブローチなども、身を飾るものなのでアクセサリーと言えるでしょう。デザインされたベルトもそうですね。

素材も様々で、真鍮（しんちゅう）や合金、布や樹脂ガラスといった多様な素材でつくられていますが、一種類でなく、素材を組み合わせているものもあります。

ジュエリーとの違いは

日本ジュエリー協会は「ジュエリーとは、装身具のうち、素材に貴金属、天然宝石を用いた宝飾品である」と定義しています。

ここでいう素材「貴金属」とは、金、銀、プラチナの仲間にあたる白金族の6種類のプラチナ、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、イリジウム、オスミウムの合計8種類を指しています。

一般的に、金、銀、プラチナはジュエリーの主材料として使用し、パラジウム、ルテニウム、イリジウムは割り金としてジュエリーの素材に使用されています。

「天然宝石」は、人工的な手を加えられていない、自然界で生成された宝石物質である鉱物、岩石および有機物等のことですが、「宝石」には、生成後に色や外観に対し、加工されたものも含まれます。宝石として、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド等が有名です。

アクセサリーは素材に制限がなく、装飾品を総じた呼び方で、ジュエリーは素材が貴金属や宝石を使った宝飾品に限られ、「素材」が自由か、限定されているかの違いによって、アクセサリーとジュエリーは使い分けられます。

装飾品として作られたジュエリーはアクセサリーの一種なのですね。